第41回社会保険労務士試験の択一試験問題解説 労働基準法及び労働安全衛生法 〔問 10〕

第41回社会保険労務士試験の択一試験問題解説 労働基準法及び労働安全衛生法 〔問 10〕

第41回社会保険労務士試験の択一試験問題解説

労働基準法及び労働安全衛生法

〔問 10〕
労働安全衛生法に定める技能講習等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A フォークリフト運転技能講習を受講しようとする者は、当該技能講習を実施する所轄労働基準監督署長に技能講習受講申込書を提出しなければならない。

B フォークリフト運転技能講習を修了した者は、当該技能講習の修了により就くことができるフォークリフトの運転の業務に従事する場合は、フォークリフト運転技能講習を修了したことを証する書面を携帯している必要はない。

C 事業者は、最大荷重が1トン未満のフォークリフトの運転の業務については、労働安全衛生法第59条第3項のいわゆる特別教育を行わなければならない。

D 各種商品卸売業及び各種商品小売業の事業者が、当該事業場の倉庫内で、労働者を最大荷重が1トン以上のフォークリフトの運転の業務に就かせる場合については、労働安全衛生法第61条第1項に定める就業制限の適用は除外される。

E 労働安全衛生法第61条第1項に定める資格を有しない個人事業主が、当該事業場の倉庫内で、最大荷重が1トン以上のフォークリフトの運転の業務に就いた場合については、労働安全衛生法の罰則規定は適用されない。

皆様、こんにちは。今回の解説をはじめさせていただきます。

「フォークリフト」をインターネットで「検索」してみて下さい。あなたのご近所にあるお米屋さんやお酒屋さんなどで使われるのを見たことがあるでしょうか。はっきり言えば、それほど「重大な危険性」を感じる機械ではありません。ですか、比較的取扱いは「ゆるやか」ですね。ちなみに、

第42回社会保険労務士試験択一試験労働安全衛生法〔問9〕

のEの解説をご覧になると今回の問題が解きやすくなると思っています。

そして、フォークリフトがどんなものかをインターネットでご覧になった「あなた」は、前の荷台の部分以外は車の運転とあまり変わらないのじゃないかな?、というイメージで大丈夫ですよ。普通自動車の運転免許を取るときと同じ感覚で結構ですよ。

Aの問題文は、自動車の運転免許を取るときに、普通自動車の教習所への申し込みは「どこへ出す?」のでしたっけ。私は、私が通った自動車教習所の受付に提出しましたね。そうですね。フォークリフトも考え方は同じですね。よってAは×(誤答肢)となります。

Bの問題文は「運転免許」に相当するものは、「携帯」しておかなければなりませんね。よってBは×(誤答肢)となります。

Cの問題文は「その通り」ですね。1トン未満だから「特別教育」で済むのですね。わかりやすく言えば、事業主が「おらがおしえるだ」とでも言って、会社内で、労働者にきちんと教えたら、それで良いのです。1トン以上の場合は、正規の登録教習機関での技能講習を受けなければいけないのに比べたら、色々な面で簡単に済みますね。極端な例えをすれば、公道を走る自家用車は正規の運転免許を取らないと乗れませんが、遊園地のゴーカートはある程度のスピードが出たとしても、子どもでも乗ることができますね。1トン未満のフォークリフトも「危険性が小さい」ということで、「特別教育」ですませることができます。よってCは○(今回の〔問 10〕の解答)となります。

Dの問題文は、さきほどのCの解説でも触れたように「1トン以上」ですから、「フォークリフト運転技能講習を修了したことを証する書面」を携帯しなければいけません。特別教育程度ではだめですね。特別教育程度では駄目なものを「就業制限の適用」があるといいましたね。よってDは×(誤答肢)となります。

Eの問題文は「1トン以上」ですから、技能講習を修了していないのであれば、「罰金」を払わなくてはなりませんね。50万円以下の罰金になります。よってEは×(誤答肢)となります。罰金額がわからなかったとしても、「ダメ」という感覚は持つことができるようにしてくださいね。

結論として今回の〔問 10〕の解答は「C」となります。

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